再エネ×電力技術で、脱炭素化と電力安定供給に貢献
01 加入の背景
日本データセンター協会(JDCC) は、IT立国の基盤を支えるデータセンターの「あるべき姿」を追求し、企業・事業・産学官の枠を越えて活動する業界団体です。
近年、生成AIやクラウドサービスの急速な普及により、データセンターの電力需要量が増加しています。24時間365日の無停止運用が求められるデータセンターでは、電力の質と安定性がサービス品質に大きな影響を及ぼします。さらに、電力コストは運用コストの大部分を占めるため、再生可能エネルギーの活用を含めた安定的な電力供給・電力調達・電源種類の選定が、ビジネスの成功を左右する重要な課題となっています。

02 GBPが提供する価値
◆データセンター向け電源システムの開発
既存製品の販売にとどまらず、データセンター特有のニーズに応える専用電源システムの開発を推進します。高負荷・連続稼働・温度安定性が求められる環境下において、高効率・高信頼・柔軟な電源構成を実現し、長期安定稼働と運用コスト削減に貢献します。
◆小売電力事業者としての最適な電力調達支援
GBPは小売電力事業者として、再生可能エネルギーを含む多様な電源から、データセンターに最適な電力調達プランを提案。電源種類の選定から電源計画の策定まで、電力需給バランスと事業収支の両面を考慮した包括的な支援を提供します。
◆業界標準化と技術革新への貢献
JDCCの技術分科会等を通じて、データセンター向け電力インフラの標準化、安全性向上、およびカーボンニュートラル実現に向けた技術開発に積極的に関与してまいります。
03 今後の展望
弊社は、JDCCへの加盟を契機に、データセンター業界全体のエネルギー最適化とレジリエンス強化を推進してまいります。また、さらなる持続可能なデジタル社会の実現のため、再生可能エネルギーの専門知識と電力技術を融合させ、効率的かつ環境負荷の少ない電力運用に取り組んでまいります。
弊社の電源システムや電力調達についてのご質問はお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。